練りに練り込んだリセットの手順です。当然ストリートで演技可能です。
このマジックを生み出すに至った経緯をここに記します。
このマジックを考案するにあたって達成したいコンセプトが以外3つありました。
1.テーブルを用いないリセットであること
動画ではテーブルを使ってますが、テーブルではなく観客の手に持ってもらう事でストリートでも演技可能です。
テーブルを用いないリセットは以前にも考案していたのでこのコンセプトに対するハードルは低いと思っていました。しかし結果的にはあれこれ悩んでいるうちに以前のものからかなり異なったハンドリングになりました。
特に2枚同時に変わるところはかなり大胆なハンドリングになっています。
2.9枚以上のカードを用いること
手段が目的になっているようですが、通常8枚で行うリセットにさらに別のカードを絡ませるバリエーションがあることは以前より知っていました。既に考案していたストリート用リセットに9枚以上のカードを使うバリエーションを組み合わせたいと思ったのです。
結果的には観客の手の中でロイヤルフラッシュが完成しているという強烈なエンディングをもった作品に仕上がりました。
3.ストーリー性があること
一つ一つの現象がつながるようなストーリーが必要でした。イカサマの披露という開き直ったストーリーにより、ズルをしたのに負けてしまうという綺麗なオチになりました。
まとめ
自分の中では間違いなく大作と言っていいレベルです。ただ色々と悩んだ結果シンプルとは言い難いハンドリングになってしまいました。
そこら辺まだまだ改良の余地はあると思いますが、なんとか作品として収まったのでこれ以上はいいかなって感じですね。
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